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2022/10/25 技術情報

基板におけるレジストの役割

関西営業所のSです。

一般的に基板の表面には緑や青また白色などの色のインクが塗布されています。
これらのインクのことをレジストと呼びますが、なぜレジストは必要なのでしょうか?
今回は基板における「レジスト」の役割について解説していきます。

・レジストの役割…レジストには主に①「不要な部分に半田が付着するのを防ぐ役割」②「回路パターンを守る役割」があります。
まずは①について、レジストを塗布する前の基板は回路パターンが完全に露出している状態であり、
仮にこの状態の基板にはんだを流すと基板全面にはんだが付着してしまいます。
余分な箇所にはんだが付着しますとショートするなど、正常に機能しなくなってしまいます。
レジストにははんだを弾く機能が備わっており、はんだを流す際に必要な部分へはんだを付けるように制限することが可能となります。

次に②について、基板にレジストを塗布することによって外気や湿気、また小さなごみから基板パターンを守る役割があります。

レジストは上記①と②のように基板を保護する役割があります。
また弊社ではリジット基板のレジスト色は黒(艶あり/艶なし) 白 紫 青 緑 赤に対応しております。

※白色のレジストは光の反射性が良い為LED製品などに使用されるなど
 基板の用途によって色を使い分けることもよく御座います。
 

レジストのついてのご相談がございましたら是非とも弊社までお問合せください。
 

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